学習障害、LD(Learning-Disabled)に類似した障害で、ADHD(Attention Deficit/Hyperactivity Disorders)という注意欠陥・多動障害という行動障害があります。
アメリカの精神医学会のADHDの定義は、席について座っていることが困難、ひとつの事に集中できない、一つの事を終わらせる前に他の事を始めてしまう、そわそわしている、質問が終わる前に割り込む、静かに遊ぶ事ができない、他人の妨害をする、衝動的に喋りだす等の幾つかの特徴的な項目が挙げられ、そのうちの8項目以上を満たす場合をADHDと考えます。
子供にありがちなこれらの状態は、ADHDなのか、一時的なものなのかの見極めが難しく、またうつ病やPTSDなどでも同様の状態を示す時もあるので、ADHDに造詣の深い医師による診断が望まれます。
ADHDの原因は、自己抑制をしたり、自制心を働かせたりという脳の神経回路の一部が、幼少期の成長の段階で損なわれた事でなるのではないかという所までは判明しているようですが、未だにそれ以上の原因はわかっていません。
イギリスでは食品に含まれる合成保存料や、合成着色剤が子供のADHDを引き起こすとの研究から摂取することに政府が注意を促しています。
ADHDに対する医師の考え方も様々で、投薬は依存症を起こす危険があるので、合成保存料や、合成着色剤を多く含むジャンクフードをやめさせ、脳に良いDHAやレシチンの摂取やサプリメントで改善させるという方針をとっている医師もいます。